神社神道のページ

萩原天神

神社は古代の共同体での神祭りから始まり、自然に体系化され現在のようにどこに行っても 氏神さまが祭られるに至ったものです。よって特定の教祖はおられませんし、明確化された経典も有りません。又他宗教に対しても寛容的であり 、人生儀礼と共にごく自然と受入られています

全国津々浦々の神社のほとんどは、「伊勢神宮」を本宗と仰ぎ「神社本庁」に包括されています。 神道では清明正直、つまり清く明るく素直で正しい心を大切にします。

自然の恵み
稔の秋
七五三まいり
初宮参り

日本の人生儀礼について

初宮詣(おみやまいり)

赤ちゃんが生まれて1ヶ月以上過ぎますと、健康に育ちますようにと初めて宮参りに連れて行きます。地方によって日数の違いがありますが一般に 男児は30日女児は31日目と言われています。





七五三まいり

育ち盛りの幼児が健やかに成長するよう祈ります。江戸時代には3才は髪置(かみおき)、5才は袴着(はかまぎ)、 7才は帯解(おびとき)と節目にお祝いをしました。 現在では11月中旬に神社にお参りします。


入学や卒業のご報告

受験のシーズンになると産土神(氏神さま)や天神さまに本人や家の人がお参りされます。しかし要は、神前で心を静め 身体健全と広い心を養うための学業の誓いをたてることが大切です

成人式、結婚式のご報告の参拝

成人式は大人として社会的に認められ祝福をうけるものです。現代では公共団体が主催して成人式を 行いますが、大人への自覚を深めると同時に一層社会に貢献できるように神前に誓いましょう。
結婚式は新郎新婦にとり大きな喜びであり厳粛な人生の門出であります。最近では神前での式が少なくなったようですが、やはり日本人としては「ムスビノカミ」 のはたらきにより結ばれたのですから神前結婚式を行っていなければ、氏神さまにはご報告の参拝をして夫婦が力を合わせて良い家庭を築くように誓いと祈願をしましょう。

厄除けと年祝いについて

男性は25才、42才を女性は19才、33才を全国的に厄年として、万事を慎むこととされています。人生はいつも順風満帆ではありません節目ですので謙虚な気持ちで 参拝しましょう。
その他、「歳祝い」や「参賀」ともいいますが60才は「還暦」70才は「古希」77才「喜寿」、88才「米寿」ですが、無事に人生を送れたことへの感謝と健康を祈願します。


ご意見(萩原神社社務所行き)